「音感」関連
チューニングと音感
一五一会メモ・一五のチューニングと音感の記事の続き。
元は一つの記事の「追記」だったんだけど、ここから先の内容ははっきり言って割としつこい「呟き」だな、とも思うし(笑)
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一五一会はご存知の通り「いちおう和楽器」、沖縄三線や本土三味線と同じ調弦を採用している。
だから、ギターのように、耳だけを頼りにすると「割り切れない」ために非常に複雑なことになってしまうようなことは、ない。
※割り切れない…要するに「平均律」なので単純な分数にできない、ということ。
の話の続き。
なんで↑のように言えるかというと、
数値が複雑になればなるほど、人間の耳にも「複雑な響き」として聞こえるようになるから。(ホントだよ!!)
例:ギターの2弦B=246.9Hz / 3弦G=196.0Hz = 0.7938438…
ホラ、割り切れない(笑)
しかし、仮に純正律を採用したとして、2弦B=…ああっ、周波数がどうなるのかわからないっ!!
純正律は調性毎に各音程の周波数はどんどん異なってくるのだった。
だから、そもそも「A=440Hzで純正律・キーC」ということ自体が成り立つかどうか、非常に怪しい。両者は元々なんの関係もないから!
面倒くさい計算すると…
A=440HzはCから見て「5/3」の音程なので、その数で割る。
∴C=264Hz (Aより下のC)
Cから見てBは「15/8」の音程なので、その数を掛ける。
∴B=495Hz
ただし、実際の音は8vbなので、2で割る。
∴2弦B=247.5Hz
同様にしてCから3弦Gの音程(3/2*1/2)を割り出す。
∴3弦G=198Hz
両者の音程は:2弦B(247.5Hz) / 3弦G(198Hz) = 0.8(=5:4)
ハイ、この通りキレイな数字になりました。
ただし、こういうキレイな比率になるためにはいくつか条件があって、
・この数値はあくまで「A=440Hz」を基準にした場合であって、そもそもC-MajorのCの音からして平均律音程「261.6Hz」に対して純正(律)音程「264Hz」となり、2.4Hzも違っている。1秒間に2回半も唸ってるほどズレてるって意味!
・「2弦B(247.5Hz) / 3弦G(198Hz) = 0.8」は「キーC-Major」だけでなく「開放」の時の話であって、どちらかの弦でどれかのフレットを押さえて「別の音程」を作ってしまったら、もうこの比率は成り立たない。そもそもフレット自体平均律に合わせて打ってあるのだから。
(最早あんまり意味はないけれど、平均律のC=261.6Hzを基準にして純正律で2弦B=245.3Hzとか3弦G=196.2Hzとかも作れるけれど、それでも平均律の「2弦B=246.9Hz、3弦G=196.0Hz」とは違っている。
計算方法が全く違う、特に平均律にはlog計算を用いるんだけど、それって「無理数」であって殆どが「整数分の整数」という「キレイな比率の分数」にはならないって最初から決まってるし!)
…
…
あー、面倒くさかった!
それと言うのも、私が元々「純正律なら聞き分けられるけど平均律は正確にはわからない」からだったのでした。
対数計算で出た複雑な周波数なんか、私の耳じゃ聞き取れないよう…と。
(で、私がギター弾くのを諦めたいちばん大きな原因が「純正律での正確な調弦ができないから」だったりします…
と言っても一五だって普通にチューニングする時は平均律でやってて、上の計算の中にもちょこっと出て来たけれど「完全5度」も純正律と平均律はやっぱり少ないながら誤差があり、純正律の完全5度で合わせてしまうと3度6度7度その他を作った時に却って汚くなってしまう、ということがありました。だから実は同じこと…まあ、弦の数少ないだけ「管理」=チューニングと押弦した時の圧力で変わる音程の誤差の調整がラクって言えばラクなんだけど…)
でも、さんざんややこしいことを書いてから、ふと気が付いたんだけど、
平均律は平均律でメリットあるし、そういえば「平均律音程」も最近じゃいちおう聞き取れているんじゃないか?
平均律音程のメリット:どの調性でもどの2つの音をとっても、「同じ度数」であれば同じように響く(筈)。
C / E だろうとF / A だろうと、「長3度」ならば「平均律の長3度」らしく響く。
平均律っていうのは、何よりもそこを狙って生み出されたものだから。
純正音程の「長3度」と違って唸りはあるけれど、その「唸り方」は常に一定で、スケールのどこを取るとどうなる、と言った違いは生じない。
そうか、よしっ、これからは「平均律音程」をバッチリ聞き取れるように頑張るぞ!!…(きっとまた面倒くさいことになるんだ…(呆笑)
お付き合いいただき、お疲れ様でした~~~。
元は一つの記事の「追記」だったんだけど、ここから先の内容ははっきり言って割としつこい「呟き」だな、とも思うし(笑)
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一五一会はご存知の通り「いちおう和楽器」、沖縄三線や本土三味線と同じ調弦を採用している。
だから、ギターのように、耳だけを頼りにすると「割り切れない」ために非常に複雑なことになってしまうようなことは、ない。
※割り切れない…要するに「平均律」なので単純な分数にできない、ということ。
の話の続き。
なんで↑のように言えるかというと、
数値が複雑になればなるほど、人間の耳にも「複雑な響き」として聞こえるようになるから。(ホントだよ!!)
例:ギターの2弦B=246.9Hz / 3弦G=196.0Hz = 0.7938438…
ホラ、割り切れない(笑)
しかし、仮に純正律を採用したとして、2弦B=…ああっ、周波数がどうなるのかわからないっ!!
純正律は調性毎に各音程の周波数はどんどん異なってくるのだった。
だから、そもそも「A=440Hzで純正律・キーC」ということ自体が成り立つかどうか、非常に怪しい。両者は元々なんの関係もないから!
面倒くさい計算すると…
A=440HzはCから見て「5/3」の音程なので、その数で割る。
∴C=264Hz (Aより下のC)
Cから見てBは「15/8」の音程なので、その数を掛ける。
∴B=495Hz
ただし、実際の音は8vbなので、2で割る。
∴2弦B=247.5Hz
同様にしてCから3弦Gの音程(3/2*1/2)を割り出す。
∴3弦G=198Hz
両者の音程は:2弦B(247.5Hz) / 3弦G(198Hz) = 0.8(=5:4)
ハイ、この通りキレイな数字になりました。
ただし、こういうキレイな比率になるためにはいくつか条件があって、
・この数値はあくまで「A=440Hz」を基準にした場合であって、そもそもC-MajorのCの音からして平均律音程「261.6Hz」に対して純正(律)音程「264Hz」となり、2.4Hzも違っている。1秒間に2回半も唸ってるほどズレてるって意味!
・「2弦B(247.5Hz) / 3弦G(198Hz) = 0.8」は「キーC-Major」だけでなく「開放」の時の話であって、どちらかの弦でどれかのフレットを押さえて「別の音程」を作ってしまったら、もうこの比率は成り立たない。そもそもフレット自体平均律に合わせて打ってあるのだから。
(最早あんまり意味はないけれど、平均律のC=261.6Hzを基準にして純正律で2弦B=245.3Hzとか3弦G=196.2Hzとかも作れるけれど、それでも平均律の「2弦B=246.9Hz、3弦G=196.0Hz」とは違っている。
計算方法が全く違う、特に平均律にはlog計算を用いるんだけど、それって「無理数」であって殆どが「整数分の整数」という「キレイな比率の分数」にはならないって最初から決まってるし!)
…
…
あー、面倒くさかった!
それと言うのも、私が元々「純正律なら聞き分けられるけど平均律は正確にはわからない」からだったのでした。
対数計算で出た複雑な周波数なんか、私の耳じゃ聞き取れないよう…と。
(で、私がギター弾くのを諦めたいちばん大きな原因が「純正律での正確な調弦ができないから」だったりします…
と言っても一五だって普通にチューニングする時は平均律でやってて、上の計算の中にもちょこっと出て来たけれど「完全5度」も純正律と平均律はやっぱり少ないながら誤差があり、純正律の完全5度で合わせてしまうと3度6度7度その他を作った時に却って汚くなってしまう、ということがありました。だから実は同じこと…まあ、弦の数少ないだけ「管理」=チューニングと押弦した時の圧力で変わる音程の誤差の調整がラクって言えばラクなんだけど…)
でも、さんざんややこしいことを書いてから、ふと気が付いたんだけど、
平均律は平均律でメリットあるし、そういえば「平均律音程」も最近じゃいちおう聞き取れているんじゃないか?
平均律音程のメリット:どの調性でもどの2つの音をとっても、「同じ度数」であれば同じように響く(筈)。
C / E だろうとF / A だろうと、「長3度」ならば「平均律の長3度」らしく響く。
平均律っていうのは、何よりもそこを狙って生み出されたものだから。
純正音程の「長3度」と違って唸りはあるけれど、その「唸り方」は常に一定で、スケールのどこを取るとどうなる、と言った違いは生じない。
そうか、よしっ、これからは「平均律音程」をバッチリ聞き取れるように頑張るぞ!!…(きっとまた面倒くさいことになるんだ…(呆笑)
お付き合いいただき、お疲れ様でした~~~。
追記('14.10.31)
そういえば時々
「ギターのチューニングは永遠に正しく合わない」
みたいな話を聞いたことがあったな、と思い出したら、
案の定ありました!
ギターチューニングの手順
ズバリそれだけのタイトルのブログが。
これから読んでみま〜す。
そういえば時々
「ギターのチューニングは永遠に正しく合わない」
みたいな話を聞いたことがあったな、と思い出したら、
案の定ありました!
ギターチューニングの手順
ズバリそれだけのタイトルのブログが。
これから読んでみま〜す。